◆宿題の答え
答えは『2分の1倍』です★
A5はA6の2倍だから、この場合は半分のサイズが正解です♪
ではでは、今回の授業も頑張ってくださいね☆
◆ご挨拶
こんにちは~、今回の講師のトマトですよ。
よろしくお願いします。
…気付きましたか?実はこれ、サラダ劇団のポスターなんです。デジタルカメラで撮影して作っちゃいました。3人ともいい色!
ところで、デジタルカメラやパソコンなど、コンピュータのディスプレイに表示されている色と、プリンターで出力した紙に表示されている色の正体をご存知ですか?
ということで、今日は色について勉強しましょう~。
◆光と反射
パソコンやテレビの画面は、と~っても小さい光をたくさん発しています。私たちはその光の色を『○○色だ』と判断しているんです。
人間の目は光の赤(R)緑(G)青(B)の3色を感じ取ることができ、私たちが普段画面で見ているたくさんの色も、たった3色だけで作り出しています。これを光の3原色と言います。
下の図を見てください。
違う色の光が混ざると、別の色の光ができます。
この3色の光の強弱をつけることによって、様々な色を表示することができるのです。
RGBは、色を加えれば加えるほど明るい色になり、すべての色が混ざった部分は白になります。
さてさて、プリンターで出力したものは光を発していませんよね。光を発していないのに、どうして色が見えるのでしょう?
それは、紙が周りの光を反射しているからです。何も印刷していない紙は、RGBすべて混ざった色が反射しているから、白に見えます。そして、白以外の色を見えるようにするために、インクが必要になります。
皆さんプリンターのインクで、シアン(C)マゼンタ(M)イエロー(Y)というのを聞いたことがありませんか?
ではでは下の図を見てください。まずCMYについて説明します。
絵の具って赤と黄を混ぜると橙に、青と黄色を混ぜると緑になりますよね?CMYも同じような色の混ざり方をします。
またCMYは色の3原色と呼ばれていて原理的にはCMYの3色ですべての色が表現できます。(ただし3色の混色では表現できない金銀、蛍光色などは特色インクを使って表現します)
今度は先ほどお話した、反射について説明します。
下の図を見てください。
RGBとCMYの図をよく見てください。
R+B=M、B+G=C、G+R=Y、Y+M=R、M+C=B、C+Y=G
になっていることに気付きましたか~??
インクCは光のGとB、インクMは光のRとB、インクYは光のGとRを反射するんです。
逆に言うと、インクCはR、インクMはG、インクYはBを吸収しちゃうんですね~。
CMYの色が混ざれば混ざるほど、光を反射しなくなっちゃいます。
光RGBを発する画面に表示されているものを、紙が光を反射して、目で色を認識できるように、プリンターでインクCMYKの濃淡をつけるんですね。
実はインクにはブラック(K)というものがありますが、これはまた別の機会にお話します。
◆終業時間
といったところで終了です。
お疲れ様でした~。
◆復習問題
RGBのすべての色が反射しなくなる色は、何色でしょう?
答えは次回に~。
またお会いしましょう~。