◆答え
糸でしっかり綴じるので、答えは糸綴じ!
あじろ綴じと無線綴じは並製本で用いられますよ~。
ではでは、今回の授業も頑張ってください!
◆ご挨拶
こんにちは、今回の講師のナス美です★
2月も後半!バレンタインも終わりましたねー☆
今年は手作りクッキーをトマト君とキャベツ君に渡しました♪
ところで、皆さんはクッキーを作ったことありますか?生地の型抜きの時、なるべく隙間が無いようにすると時間短縮になりますよね♪
実は印刷にも同じような考え方があるんですよ★
それでは、今回も楽しくお勉強しましょうね♪
◆面付け
皆さん、vol.4で紙のサイズについてお勉強したのを覚えていますか?
ちょっと想像してみてください。
A4サイズの紙で、A7サイズの印刷物を8枚分出力したいとき、皆さんどうやって出力しますか?
どうです?左のイラストの方が時間も紙も効率良く印刷できますよね★
印刷業界ではこのことを『面付け』と言い、できるだけ無駄がなくなるように紙のサイズと印刷機を選びます。
それではまず紙についてお話します。下図を見てください。それぞれA4、B4のチラシを面付けした場合の図です。
基本的にA判チラシは、それより大きいA判もしくは菊判の紙に、B判のチラシは、それよりも大きいB判もしくは四六判の紙に面付けします。
(菊判と四六判についてですが、それぞれA1・B1の少し大きいサイズです)
印刷機には、菊判・四六判などの大きな紙を印刷できる大きな物や、A2までしか印刷できない小さな物など、機種によって色々な種類があります。
小さい印刷機で印刷できるものは、大きい印刷機でも印刷できます。…が、部数によって大きい印刷機の方が高コストになる場合もあるので、小さい印刷機も使います。どこから大きい印刷機・小さい印刷機を使うのか、印刷会社によって異なるので統一された基準はありません。
ちなみに駒田印刷の場合、B2以上の紙に印刷できる印刷機を大型印刷機、A2以下の紙に印刷できる印刷機を小型印刷機としています。
そして大型印刷機で印刷するとしたとき、5000枚(部数ではないですよ~、通し枚数と言います☆)以上の出力が必要な場合は大型印刷機、それより下の枚数を出力する場合は、小型印刷機を使用しています★
最初の方でお話したように、できるだけ無駄がなくなるように面付けをしますが、本や雑誌などのページ物の場合は面付け方法が異なります。
説明をしたいところですが、続きは次回の授業にて♪
皆さん次回までに、本など色々なページ物をよく観察してみてはいかがでしょうか??
何か気付いちゃうかもですよ☆
◆終業時間
今日はこれでおしまいですが、面付けのお話はちょっと長~くなりますので、何回かに分けてお勉強しましょうね★
お疲れ様です★
◆問題
さてさて、クッキーの生地を平たく伸ばして、紙のB7サイズの型で型抜きをしました。
無駄なく型抜きをしたところ、合計で32枚できました♪
さて、型抜きをする前は紙の規定サイズでどの大きさだったでしょうか?
答えは次回★
また会いましょうね♪