気がつくと例年より遅めの蝉の鳴き声がそこらじゅうに響き、夏本番の8月まで残り2日となりました。
まだまだコロナ も猛威を振るっておりますが、キンキンに冷えたスイカでも食べて乗り切りたいですね。
さて、郵便物を受け取る際に、封筒に「料金別納」や「料金後納」という文字を見かけることはあると思いますが、
この違いをご存知ですか?
頻繁に見かける割にはその違いについて知らないことも多く、さらにとてもわかりづらいので少しご紹介させていただきます。
◆料金別納郵便◆
(セールやキャンペーンのDMなどスポット的に大量に送る時など)
・事前に申請を行う必要はありません。
・不定期に大量の印刷物などを手間を省いて効率的に送ることができる。
・その都度一括で現金や切手※にて支払うことができる。
・切手を貼る位置に「料金別納」のマークを入れる(郵便局にあるスタンプも利用可能)。
・10通以上の郵便物があること。
・差し出す郵便物の料金がすべて同一であること。
「別納郵便物等差出票」に必要事項を記入し、郵便物と一緒に窓口に持っていけばOKです。
※2022年10月1日(土)からは、料金が100万円を超える場合は切手でのお支払いができなくなるそうです。
◆料金後納郵便◆
(毎月定期的に大量に郵便物を送る時、事務経理業務など)
・事前の申請が必要。
・毎月定期的に大量の印刷物などを手間を省いて効率的に送ることができる。
・1ヶ月分を翌月一括して支払う(銀行振込・口座振替から選べる)ことができる。
・切手を貼る位置に「料金後納」のマークを事前に入れておく。
・毎月50通以上の郵便物があること。
・差し出す郵便物の料金はバラバラでも構わない。
・広告郵便物は差し出し条件を満たせば、さらに割引制度の適用がある。
※場合によっては、一カ月間に差し出す郵便物・荷物の料金等の概算額の2倍以上に相当する額の担保を提供することもあるそうです。
◆各マークに2本線、3本線でさらに割引も◆
横2本線(3日程度かかる)、3本線(7日程度かかる)が入ることにより、到着に日数はかかりますが、
料金を下げて送ることができます!
日数に余裕がある場合は、差し出し通数による割引率をよく理解した上で利用するとお得になりますね。
例えば…
・部数:最低2,000通または50,000通以上郵送する
(2本線は最低2,000通、3本線は最低50,000通の郵送が必要となります)
少しわかりづらいですが、割引料金のシミュレーションも郵便局HPではできますので、まずはお試ししてはいかがでしょうか?
※ここで紹介した以外にも、細かい制約があったりするので、不明なところは必ず郵便局までお問い合わせくださいね。
さらに、各マークの下部(ピンクの部分)には差出人の業務を示す広告(ロゴマークや文字など)等も掲載できますので、
オリジナルのマークを作成されたい時など、お気軽にご相談ください!
【平野顧問今日のひとこと…】
「掻けないところが痒いのさ」