3月に入り花粉が景気よく飛んでおります。
伊勢出版がある三重県津市でも、今年は花粉症予備軍の方達も一気に発症するんじゃないか、
というぐらいのすさまじい量です。
周りでも目が赤い方や、鼻声の方が日に日に増えていきます。
合わせて体調も崩してしまいがちなので気を付けたいですね。
花粉症メガネや、スプレーマスクなど、色々な種類の対策グッズがでておりますが、
加湿も有効な対策とのことですよ。デスクに置ける卓上加湿器オススメです(^^♪
さて、本日は紙の「目」について…
紙の目とは、紙の流れ目とも呼ばれ紙を漉く工程で出来る繊維の流れのことです。
この紙目は繊維の並ぶ方向で縦目(T目)・横目(Y目)と呼ばれます。
紙目を縦目、横目どちらにするかは、印刷や製本の仕上がりに大きく影響してくるので、
大変重要です。
カタログやパンフレットなど、綴じ方向と平行に紙の目を設定しないと、しわが発生したり、反ったりしやすくなります。
折りなどの加工をする場合も、折る方向と紙目が逆だと折り目が割れやすくなったり、
綺麗に折れなかったりすることがあります。
紙目に対して折る方向が一致している場合を「順目」、逆の場合を「逆目」と呼びます。
書籍などを印刷加工する場合は、背に対して平行な目(上下方向)の用紙を使用します。
これは加工しやすくなるということに付け加え、ページをめくる時にめくりやすい
という理由もあります。
全ての紙の種類でT目、Y目が用意されているわけではない為、紙の選択は大変重要です。
お客さまにご満足いただけるものをお届けできるよう、様々なことに気を配り対応させていただきます。
またご質問等ございましたらお気軽にご相談ください。
【Kさん今日のひとこと…】
「ガスマス欲しい。」
→ガスマスクね。私も欲しいです。