◆復習問題の答え
それではもう一度問題を見てみましょう。
1
2
2つとも、同じ色で濃度の違う罫線の拡大図です。
どちらの方が濃度が高いでしょうか?
という問題でしたね!
濃度が高い=インクののっていない部分が少ない
ですので、答えは『2』です。
それでは今週も頑張ってください!!
◆ご挨拶
こんにちは★今回の講師のナス美です。よろしくお願いします♪
秋ですね~、少し肌寒くなってきました★
体調管理をしっかりしましょうね♪
それでは、今週も頑張りましょうね☆
◆紙を選ぶ
皆さんvol.4の授業で紙のサイズについてお勉強したのを覚えていますか?
紙の規定サイズで、A4サイズやA3サイズなどの大もとになるものをA判、B4サイズやB5サイズなどの大もとになるものをB判といいます。
更にA判の一番大きいサイズより一回り 大きいものを菊判、B判の一番大きいサイズより一回り大きいものを四六判といいます。
また、紙の表面をコート材が塗られてツヤっとしている塗工紙と、コート材なしの非コート紙など、紙の種類についてはvol.1の授業で勉強しましたね☆
どちらもチラシやパンフレットなどの広告物を作る際の紙選びには欠かせない事です★
そして紙の厚さ。これも紙を選ぶ上で大切な要素の一つなんです♪
◆紙の厚さ
例えば、新聞の折り込みチラシを見てみると、それだけでいろいろな紙の厚さがあると思います。
もっと大きく括ると、ポスターや会社案内(特に表紙)と、新聞の折り込みチラシ。
ポスターや会社案内などの紙の方がしっかりしていると思います。
…じゃあ折り込みチラシも厚みのあるしっかりした紙で印刷すればいいんだ!
いえいえ★紙の厚みが増えるとコストも増えちゃいます。
広告物の種類や目的など、ちゃんと考えて紙を選びたいですね☆
◆紙の厚さの表し方
それでは、まず下の表を見てください。
※数値の単位は(㎏)です。各1000枚分の重さです。
この表は用途別の紙の厚さの一般的な目安です。
ところで…判(㎏)って??厚さは㎜とか㎝じゃないの??
大雑把に言うと、これら、A全判・B全判・四六判・菊判など規定寸法の紙の重さで紙の厚さを表しているんです★
それでは下の図を見てください。説明しますね♪
印刷業界では、紙の厚さ=○○㎜とは標記しません。
規定寸法の紙1000枚分の重さで、紙の厚さを表します。
紙が厚いと、1000枚分の重さも多い。
逆に紙が薄いと、1000枚分の重さも少ない。
という区別をします。ややこしいですねぇ★
ちなみに、規定寸法の紙1000枚を『一連』と言います。
それではもう一度最初の表を見てみましょう。
※ピンクの部分を見てください。例えばこの場合は、上質紙で厚さが130.5㎏のポスターということがわかりますよね。
塗工紙と非塗工紙で分けていますね。これは、コート材の有無でも厚みが違うからなんです♪
(今回はコート紙と上質紙のみですが、他にも色々な紙の種類がありますので、広告物を作る際にはご注意下さいね☆)
印刷業界では、見積もりを出すとき、紙の厚みをこのように標記するので、広告担当者の方は覚えておくと便利かもしれませんよ★
◆終業時間
ちょっと難しかったかもしれません…。
どうでしたか??
◆復習問題
規定寸法の紙1000枚をなんと言うでしょうか??
答えは次回に★
またお会いしましょうね♪