◆復習問題の答え
プロセスカラーで蛍光色を表現する事はできるかできないか??
答えは『できない』です。
蛍光色は半透明に見えるように特別に調合された特色インクでしたね★
◆ご挨拶
こんにちは~今回の講師のトマトです。
今週もよろしくお願いしま~す。
今回も先週に引き続き特色印刷についてです~。
◆版代
これは前回もお見せしましたね~。
金色や銀色、蛍光色のように、プロセスカラーで表現できない色だけではなく、
上の写真のように、プロセスカラーで表現できる色でも、特色を使う場合があります。
なぜ特色を使うのでしょう~?
はい、それには、『版代』というコストが関わってくるんです。
印刷する際、4色印刷なら4色分の版、4色印刷に特色印刷が加わると加わった分だけ版が必要になります。版代とは、その版を作るのに必要なコストで、版が増えると、版代も増えてしまいます。
■CMYKどれか1色を使う場合
■CMYK4色を使う場合
それでは、下の図を見てください。
これはM80、Y50、K10で作られた色だけを使用した画像です。
パッと見た感じ、単色印刷に見えますが、実際版は3つ必要ですよね~。
ここで、特色が登場します~。
M80、Y50、K10と同じ色に見える特色に置き換えるんです。
3色印刷から1色印刷に変わるので、1色分の版代で印刷できちゃうんですね~。
◆就業時間
どうですか~?特色も奥が深いですね~。
次回も引き続き特色ですよ~。
◆復習問題
次のうち、版代が多いのはどちらでしょう?
A→CMYで印刷したポスター
B→CKで印刷したDM
答えは次回に~。
またお会いしましょう~。